パパフレンド協会とは
パパフレンド協会は、中国地方を中心に活動を行い、老若男女が「子育て」をキーワードに集まり繋がれる場所を提供しています。
パパフレンド協会理念
- 現役パパ同士の繋がりを作り、子育てを楽しむ
- 我が子とは違う年齢の子と触れ合うことで育児の幅を広げる
- 子ども達にパパが楽しんでいる姿をみせる
- ママに少しでも１人の自由な時間をつくる
- 育児に積極的なパパを応援する
- 期間限定である育児の大切さを発信する
最近では行政や企業でも男性の育児休暇取得、育児家事参画について積極的な意見が出てきています。
しかし、実際に男性が育児や家事を担った後のフォローが不十分であると私たちは感じています。
男女共同参画講演会で父親の啓発を行うことで、その後パパ達が感じることは何でしょうか。
実際に育児休暇を取得できたパパが感じることはどのようなことでしょうか。
もちろん、我が子との触れ合いの時間も増え、充実した日々を過ごすことかと思います。
しかし、その一方で社会との関わりが薄れ孤独感を感じてしまう男性も少なくないのです。
高度経済成長期以降、育児は母独り担う形が主流となっていましたが、最近では、家族そして地域全体で行おうという流れが生まれてきています。
地域には常設型のオープンスペースも増えてきました。
社会での育児環境の整備は続いていますが、そこはまだ女性中心の社会であり、育児を始めたばかりのパパには戸惑うことが多くあります。
育児に積極的になったパパは、子育ての悩みを共有する場所がなく、1人で問題を抱え込み悶々としているケースが多くあります。
ママ達にとってはオープンスペース等での母親同士の会話で解決できる些細なことでも、繋がりの作りにくい男性にとっては問題解決が難しいのです。
そこで私たちは、子育て世代に対して育児家事参画の啓発活動を行うと共に、
「パパが気軽に集える場所を提供したい！」
「子育て世代や、それを応援して下さる方々が繋がりを持てる場を提供することで人生をより豊かにしてもらいたい！」
という想いからパパフレンド協会を設立しました。
パパフレンド協会では、父親の育児家事参画の啓発を行うと共に、啓発後の受け皿としてパパサークルの運営も行っています。
父親になり、子どもと同じ目線で辺りを見渡すと、これまでとは違った世界がみえてきます。
忘れかけていた童心を思い出させてくれます。
乳児期のお世話から始まり、子育てには大変なことも多くあります。
「いつまでこの大変な時期は続くのだろう」と、当事者のうちは気づきにくいですが、子どもは成長と共に親元から離れていきます。
人生の中で子どもと直接関われる時期は限られており、ここで父親もしっかりコミットしておかないと、その後の夫婦関係にも大きく影響が出ると言われています。
パパフレンド協会では父親自身も子どもと一緒に本気で楽しみ、学ぶ場を提供しています。
パパフレンド協会では、父親同士が繋がることで、様々な特技・趣味を持ったパパ達が集まります。
ひとりの子育てでは我が子に体験させてあげられないことを補い合いつつ、子どもの成長の予習を行うことも出来ます。
限られた社会の枠組みの中で生活していると、意見が偏ったものになりそうですが「子育て」という共通の話題から父親同士が意見を出し合える。そこから生まれてくる会話は、職業・業種を超え、さまざまな立場から情報交換が出来ます。
子育てに参画することは、父親自身にとっても、コミュニケーション能力の向上や段取り力のアップ、異業種交流などたくさんのメリットがあるのです。