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新しいことを始めるということ

2016.09.22

皆さん、こんにちは!
パパフレンド協会代表の北佳弘です。

 

リレー形式のブログが始まって担当1本目です♪
伝えたい事が湧き出てくるので、1つ1つ整理しながら記事を書き起こしていきます。
お付き合いください。

 

初っ端のお題はコレにします!

 

『なんでこんな活動をしているのか?』

 

パパフレンド協会の活動で、僕の中にある根っこの部分は「男女共同参画社会実現」にあります。
難しいですね^^;
一言でいうと・・・
「男性だから、女性だから、こうあるべき」ではなく、多様化した価値観を認め合える社会にしていきたいんです。

 

 

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・・・なぜそう思ったのか?・・・

 

それは僕自身が「普通ではない生き方」を選択してきたからだと思います。
普通ではないというのは、今の社会において多数ではなく少数派の生き方。

 

そうすると、色々と『壁』が見えてきたんです。

 

【育児や家事は、主に女性が中心となって行うもの】
これがまだ「普通」になっている社会で、男性が育児や家事を担うと・・・

 

オムツ台が女性トイレにしかない!
ベビールームが男性立ち入り禁止!
ママ友は出来たけどパパ友が出来ない!
公園で子どもと遊ぶと「今日はお休みですか?」って聞かれる
ママと同じ内容をしていても「凄いね!」って言われる←逆にプレッシャーになる時もある。凄い事しないといけないのか!?ってね。

 

専業主夫という生き方を選択して、多くの男性育児の壁にぶつかってきました。
設備的なハード面より、意識的なソフト面の壁の方がでっかくて分厚い壁に感じました。

 

『男は外で働くべき!それが当たり前!』という価値観の壁。

 

 

今後、女性の活躍が期待される中で、必然的に男性が育児や家事を任される機会が増えてくると思います。
そんなときに、パパ達に僕と同じような壁を感じてほしくない
父親の子育てをより楽しいものにしていきたい!
自分自身の子育てのためにも♪

 

この想いが活動の原点になっています(*^^)

 

今では10歳になる長男が乳幼児の頃。
あの頃、パパ友が欲しかったけど、パパ達が集まる場がありませんでした。
「無いなら自分で作ってしまえ!」
パパサークルを2011年に立ち上げました。
パパフレンド協会の原点です。

 

正直パパサークルは最初の1,2年は人数も少なく、「やっている意味があるのかな?」と日々不安を感じていました。
ゼロから始めた活動ですが、父親同士の繋がる場を探していた!とメンバーに加わってくれる人も増えてきたのは3年目くらいから。
少しずつ自分自身でもこの活動に価値を見出せるようになってきました。

 

マイノリティな存在になったからこそ感じてきた壁。
でもいざ動き出してみると必要としてくれる人がいました!

 

 

最初の1歩目

 

新しい取り組みを始めるには沢山のエネルギーが必要になります。
道のないところに道を作ることは大変でした。

でも、

不安や大変さは、イベントが成功したり、仲間と話すことで、充実感やワクワク感に変わりました。

 

子育ての中でこの気持ちは、それまで味わったことの無いものでした。

特に子ども達が喜んでくれた時、目を輝かせ活き活きとした姿を見た時の「やってやったぜ!」感

 

 

『なんでこんな活動をしているのか?』

 

始まりは社会的な問題点に対するアプローチでしたが・・・
創意工夫し楽しみながら成果をだしていく充実感!
そして、新しい出会いがいっぱいある!

 

この1つ1つの過程から刺激をもらい、自分自身が成長を感じることが出来る。
だから僕はこの活動を続けているんだと思っています(*^^)v

 

北 佳弘