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2023/3/11(土)「多世代交流ひろば #木育ツアー」をイオンモール広島祇園にて開催しました

2023年3月11日(土)
イオンモール広島祇園 3 階チェルシーニューヨーク前にて
「多世代交流ひろば #木育ツアー」を開催いたしました。

 

《内容》
・広島県産ヒノキの床材スペースによる木のおもちゃの遊び場
・AR 用パネル写真の展示
(AR 映像で「山の木が、木のおもちゃになるまでの工程」を学習)
・VR ゴーグルを使った林業見学
・松ぼっくりワークショップ
(先着 30 組・参加費無料)※イオンモールアプリのクーポンにより受付
・もくいく BOOK の配布
・ひろしまの森づくり事業についての普及啓発

 

主催:一般社団法人パパフレンド協会
協力:イオンモール広島祇園
後援:広島県
その他:令和4年度ひろしまの森づくり事業(特認事業)として実施

 

 

<実施実積>
啓発効果:12,677 人 ※イベント・掲示物観覧者含む
入場者数 :477 人

主催:一般社団法人パパフレンド協会
協賛:イオンモール広島祇園
後援:広島県

 
 
【総括・所感】

今回の木育ツアーは催事スペースが約 30 平米だったため、
コンテンツを厳選して提供した。
地域柄に小さい子ども向けのおもちゃや檜の床材を出し、
親子連れで常に賑わっていた。
林業 VRも 51 名の子ども達が楽しみながら体験をしてくれており、
幅広い層に木材利用や林業に対する意識付けを行うことが出来ていた。
今回は、令和 5 年度の木育活動に向けて、
自然素材を使った木工ワークショップに力を入れた。

 

【木工工作コーナー】

担当スタッフは今年度事業で木育コンシェルジュになった方達が担当し、
次年度に向けて経験値を積むことが出来ていた。
先着 30 名のワークショップは開始から 2 時間ほどで完了。
人気のコンテンツになると感じた。

参加者からは「丁寧に教えてもらって楽しかった」「待ち時間には、おもちゃや VR など体験しながら待てたので良かった」などの声が聞かれた。

 

 

 


 
【木育AR博物館】

林業の作業道づくりから、製材の様子、木のおもちゃ作りまでの工程を 2 枚のパネルで展示。通行人からも見えやすく設置することで、森林に関係のあるイベントだと認識付けた。

・AR 技術を使った展示パネルは、デバイス画面の中だけ写真が動き出しガイド音声が流れる仕組みで、関心を持つ子どもが多かった。

・8 枚(計 20 分弱)の動画を 1 枚ずつ真剣に全て観ている子どもがほとんどで、AR 技術による情報提供手段は有効だと考えられる。

 

 


 
【VR林業体験】

・臨場感を持たせ、林業作業の様子を鮮明に伝えるために VR ゴーグルによる視聴体験を実施した。

・今回は、作業道作りや、伐採シーンなどの映像を提供した。
ハーベスタの枝払い玉切りの迫力や、操縦を360 度観ることが出来る VR 映像の人気が高く、重機に乗る疑似体験は林業への関心に繋がると感じた。

 

 

【様々な木のおもちゃに触れて遊ぶコーナー】

・木の肌触りや香りなど、普段木のおもちゃに触れる機会が少ない親子に木と親しむきっかけ作りとして、おもちゃコーナーを設置した。

・木のおもちゃコーナーは幼児からの人気が高く、木材に対して無関心な層に気付きを与える一歩目になっていた。また、会場内で木のおもちゃが出来るまでの工程を「木育 AR 博物館」のアプリを通して伝えることで、連動して木製品の価値を高められていると感じた。

・五感で木材を感じてもらうため、木の種類ごとの香りボックスや、木の構造をみる顕微鏡を設置した。小さい子どもから大人まで木に対して関心を持つ機会を作ることができた。

・おもちゃコーナーには小まめに消毒が出来るように消毒専用のスタッフを1名つけて見守りを行った。

 

 

 

 

商業施設の催事場で開催するにあたり、テーブルクロスなどに「ひろしまの森づくり事業」を掲げ、多くの来店者に事業の周知を行った。遠くからでも目立つ位置にテーブルクロスを、別方向から来られた人の目に留まる位置にものぼり旗やテーブルクロスなどで目に留まるようにを設置するなど、無関心層に対して、事業を知ってもらうきっかけを提供した。