安芸郡熊野町にある 社会福祉法人光生会 保育所ひかり学園さんにて
「木育教室」を開催しました。
今回の木育教室は、積み木ワークショップです。

 

 

<木育教室の内容>
・森林保全や林業、木製品についての講義
・VR 林業映像の視聴（iPad とプロジェクターを使い皆で視聴）
・AR パネル展示視聴体験
・広島県産材の積み木「ＷＯＯＤ ＤＡＤＤＹ」シリーズで創造的に遊ぶ

 

 

年長のみなさんを対象に、
積み木を使って広島の森づくりについてお話をしていきます。

木材と親しむ機会を提供することで、原体験として木のぬくもりや
地域資源の大切さを意識づけることを目的として行っています。
たくさんの積み木を使うことで子ども達は
想像力豊かに遊びを展開してくれます。

 

まずは、木育コンシェルジュが、広島県の森林についてお話をします。
子ども達も興味津々で聞いてくれて、質問もとてもたくさん出てきます。

 

 

広島の森林についてのお話を聞いた後に、
タブレットとスクリーンを使いみんなで林業作業等のVR 映像を見ていきます。

 

VR映像で、森の中の様子を体験したら、
次は木製品の出来るまでの様子をAR 映像で見ていきます。

 

 

VR・AR 映像を使い「林業の様子」や「木製品が出来るまでの工程」
を伝えることで、 次世代を担う子ども達に林業についての意識付けを行います

 

 

最初は自分の周りにある積み木を使い、遊んでいた子ども達ですが、
グループごとに他の場所から違うカタチの積み木を持ってくるなど、
子ども同士が連携して様々な創造物を作っていました。

 

 

高く積み上げてタワーを作る子ども達や、
横に広く展開する子ども達など、遊び方も様々。

 

途中でドミノが崩れて、泣く子もいましたが、
成功の前の失敗を経験する機会にも繋がっており、
先生方や木育コンシェルジュ達でフォローをしながら、
ドミノ倒しも楽しみました。

 

 

子ども達の感想からは、「片付けも楽しかった！」という声もあり、
用意されたものでただ遊ぶだけではなく、
3種類の積み木を形ごとにわけて片付けるまでの一連の流れが
子ども達に良い影響を与えているなと感じています。

これからも広島県内各地域の保育園や幼稚園などで
木育教室を開催していきたいと思います。