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2022/7/30(土)「木育 AR 博物館 in 廿日市市けん玉ワールドカップ 2022」を 廿日市市総合スポーツセンター サンチェリーにて開催しました
2022年7月30日から2日間、廿日市市の総合スポーツセンター サンチェリー
においてけん玉ワールドカップが開催され全国から多くの選手が集まりました。
パパフレンド協会では、木育活動として「木育AR博物館」などのブースを
展開しました。
《内容》
・木育クイズラリー(クイズに答えながら VR 映像も楽しむ)
・AR 映像用パネル写真の展示
・VR ゴーグルを使った林業見学
・けん玉の展示・遊び場
・木育冊子(もくいく BOOK)の配布
・ひろしまの森づくり事業についての普及啓発
・廿日市市木のたびネットワークの周知
《その他》
令和4年度ひろしまの森づくり事業(特認事業)交付金事業として実施
《実施実積》
入場者数:1,500人
■総括・所感
今回の木育 AR 博物館ブースでは「けん玉ワールドカップ 2022」の
イベント会場ロビーで展開することにより広島県民のみならず
全国の親子に対して、ひろしまの森づくり事業や木育活動を広く
PR することが出来た。
総エントリー数725名(うち廿日市会場出場者387名)。
けん玉は木材を加工し作られているため、来場者は木に親しみを持っている
子どもが多かったように感じ、木製品が出来るまでの流れをARで真剣に
見てくれていた。
廿日市市産業振興課の「木のたびネットワーク」が、森林の育成から消費までを
結ぶビジョンであり、当会の木育AR博物館と相性が良く、
子ども達がコンテンツを楽しみながら林業を意識するきっかけに繋がっていた。
■総合スポーツセンター
メインアリーナ・サブアリーナ前ロビーにてブースを設置
■木育 AR 博物館 木育クイズラリー・AR パネル展示
県内の新型コロナ感染者数の増加傾向やイベントスペースから
木のおもちゃの設置が難しく、けん玉のみ、手に取って遊べるように展開した。
けん玉の材料として、広葉樹と針葉樹の違いはあるが、多くの親子が、
木製品が出来るまでの工程に関心を持ち、ARや木育クイズラリー楽しんでいた。
iPad デバイスも台数を多く準備したため、子ども達はそれぞれ関心のある内容を
じっくり見ることが出来ていたが、時間帯によっては参加者が多く待ち時間もできていた。
■VR 林業体験(体験者数 40 名)
メインアリーナ入口前にVR コーナーを設置したため、
多くの親子がVRに関心を持ち、試合空き時間や、観覧で来られた親子が多く
参加してくれていた。VR酔いを心配する方にはiPadを使った視聴も行った
■作業着撮影コーナー、冊子配布
来場者に対して「もくいく BOOK」(300 部程)を配布。
メイン会場への動線だったため多くの親子に手渡すことが出来た。
林業作業服の試着撮影を行うことで、多くの親子に、
林業に対する意識をもつきっかけになっていた。
■行政との連携について
けん玉ワールドカップのサブアリーナでは、高校生による木工工作ブースや、
広島木材青年経営者協議会による箸作りワークショップが開催された。
廿日市市産業振興ビジョンの木材関連産業において、
「森林の育成から木の消費までを結ぶ“木のたびネットワーク”の形成」が
戦略(戦略3)として掲げられており、木材消費需要の創出、理解促進に、
木育AR博物館を使ったプログラム(森林の木が木製品になるまでの工程を
AR 技術で学ぶ)は、子ども達に伝える手法としてマッチしていた。